受賞者のコメント 2008


<鯉の部>

鯉の部・優勝のコメント

東関東支部
大島俊広


通常、金曜日の夜に現地入りし土日で釣るというサイクルで釣行しています。高須会長、高橋・菅原会員そしてFCオーパの二階堂さんらとよく釣行するのですが、今回のポイントは、二階堂さんから教えていただいた東関東自動車道の下手。サオは6本、タニシ1個付けのシカケで、日曜日の朝6:30に唯一のアタリがあり、それが今回の優勝魚となりました。ここは二階堂さんが1ヵ月半くらい攻めているポイントで、前の週には104cm、菅原会員も90cm後半を上げている大物ポイント。そのような貴重なポイントを惜しげもなく教えていただいた二階堂さんそして淡水研の皆様に感謝いたします。
今後さらにコイ釣りに精進していこうと思いますので会員の皆様、よろしくお願いいたします。


年間賞・鯉の部第2位のコメント

埼玉支部
吉田 稔


この度、思いがけず鯉の部年間賞第2位を頂き誠にありがとうございます。
昨年は釣行回数が少なく不満が残りましたが、釣果は正反対に良い結果となり自分でも驚いております。これまで年間60日も釣行していた年もありましたが、満足いく釣果ではありませんでした。ところが、昨年は練り餌でもタニシでも大当たり。荒川・寄居ではこんな上流なのに97cm、そして今回は外浪逆浦での99.5cm。いったいこれはなぜなのでしょうか。自分でも正直わかりませんが、こんな年もあるから鯉釣りはたまらなく面白く私を夢中にさせてくれます。
淡水研の皆様、今後ともご指導のほど宜しくお願い致します。


年間賞・鯉の部3位のコメント

北関東支部
石川比呂志


この度は、年間賞3位を受賞することができ、大変光栄に思っております。
昨年は、水郷に通いましたが、80台は数釣れたものの、90台は春に1本、秋に1本と、一昨年の釣果から比べたら比較にならないくらいの不調でした。
その中での虎の子の1本が、栄えある年間賞3位に輝くことができ、とても嬉しく思っています。
ここ数年、水郷ではタニシでの釣果ばかりですが、本来は団子にこだわっていたはずなんですが、アメリカナマズの大繁殖とその悪食さに辟易し、その当時話題となっていたタニシ餌を試しに挑戦してみました。その効果は、絶大で驚くほどの釣果でした。おかげで数多くの80台から90台、そして念願のメーターオーバーを釣り上げることもできました。そして昨年に引き続き今回も、会の年間賞を頂くこともでき、まさにタニシ様々です。
しかし、この絶大なる特効餌にも最近は陰りが出てきたようです。ここ水郷は数年に亘って多くの大物が釣り上げられ、大物の数も大分減って来たような気がします。(でも昨年も巨鯉を釣り上げた方はたくさん居ますが・・・。)
これからはどういった釣り方になるのか? 今、「鯉釣りマガジン」でも話題になってる「ボイリー」は中々、面白い餌と興味がありますが、まだまだタニシに未練が・・・。今年は、どのような釣果になるか判りませんが、自分の納得した釣りが出来れば!と思っています。 
最後に、昨年中は会員の皆様に大変お世話になり感謝いたしております。平日釣行が多い私は中々、会の皆様とお会いできませんが、今年こそは皆様と竿を並べることが出来ることを楽しみにしています。
今年もよろしくお願いいたします。


年間賞・鯉の部3位のコメント

東関東支部
加藤雅史


高須会長、高橋・平野・山中・斎藤会員らと一緒によく竿をだすが、その中でメーターを上げていないのは私だけのためサイズアップのプレッシャーを感じていた。
平野会員が地元の釣り師からこのポイントは大物がいるよとの情報を教えてくれ、言われるままにそこに入り、かけ上がりをさぐると岸から10〜15mがよさそうである。タニシをチョイ投げして待った。深夜2時頃アタリ、取り込んでみると常陸利根川のその鯉は、80cmタモ枠からはみ出していたので、もしやという期待はあった。翌朝これまで検量台を持たなかった私が初めて自分の検量台を使って検量した鯉はなんと98cm。メーターには及ばなかったものの自己記録を更新したそのうれしさは何物にも替えがたい。
淡水研に入会して初めて受賞できた要因は、何といっても釣友からの情報であった。 心から感謝したい。



<草魚の部>

<草魚の部年間賞コメント>

関西支部
高橋富士夫


今年も、栄えある淡水大魚研年間賞の草魚の部で入賞する事ができ、誠に光栄に存じます。これも一重に、永きに亘り私をご指導ご鞭撻戴いた、淡水大魚研の諸先輩並びに釣友皆さんの御厚情のお陰と誠に感謝の念に堪えません。
濃尾地方も、近年は草魚の生息数が減り、年々草魚釣りに挑戦する機会が少なくなり、昨年もこの時が内川への唯一の挑戦でした。 この時は、ゴールデンウイークの北潟湖釣行から帰って直ぐの週末に、昨春としては珍しく纏った降雨があり、つい雨に誘われて午後から内川へ出掛けることとなりました。
しかし、以前に良く出掛けた市江川も戸田川もポンプで排水した後で水量が少なく、満々と水量を湛えた佐屋川に落ち着いたのは、既に日の傾きかけた頃でした。いつものように3cm程に角切りした食パンを、ソイ22号という大針に付けて対岸の際目掛けて投げ込むと、程なくアタリが出て、1m5cmの草魚が釣れました。日が沈み暫くすると、今度は足元の下流に入れておいた仕掛けにアタリが来て、この1m17cmの草魚が上がりました。その1時間後には1m9cmの草魚も上がり、2時間あまりでメーターオーバーの草魚3尾と、狐に鼻を摘ままれたような夢のような心地でした。
今回の草魚は、私にとって8年振りの佐屋川釣行に於ける草魚の釣果でありながら、一晩で3尾にも出会うという幸運に恵まれました。
その内の1尾が、1m17cmという生涯2番目の大物草魚で、年間大物賞を受賞することが出来たという事は、更に幸運だと思っています。
濃尾地方の草魚は年々減少していますが、残っている草魚は大型化し、釣果があれば殆どが1mオーバーと、一発大物の醍醐味は増したように思われます。
特に、昨年制定された外来生物規制法案もあり、濃尾地方で草魚が放流されて増える可能性は殆ど無くなった今、希少化と大型化が益々進むものと思われます。
良く釣るという事は、反面、環境に多くダメージを与えるという事でもあり、希少化する濃尾地方の草魚を釣る事に、ジレンマも覚えるこの頃です。


連魚の部 年間賞を受賞して

東北支部 
笠 岡  庸 志

狙って釣った魚ではない。鯉釣り中におまけで釣れた連魚。
「なんでお前なんかがが喰ってくるんだよ」。
大鯉、中鯉の爆釣中に、ポイント周りを右に左に引っかきまわされ、タモに収めると網目にびっしりとヌルが付き・・・参ったなーとため息が出る。
フライングでもあり歓迎はしないが、わが連魚記録のようだ。ライブバッグに入れる。大会前に釣った鯉は全部リリースしたが、この連魚は現認計測してもらうため残し、佐々木さんに大会期間中の鯉とともに計測を依頼し、写真を撮ってもらう。
105cmの自己記録。とぼけた顔がいとおしく感じる。
この連魚が17年度の優勝魚とは夢にも思わなかったタナボタだ。嬉しいより照れくさい。これで14年度に続く二度目の連魚の年間賞。
う〜ン・・。俺は鯉師より連魚師が似合っているのかな? しかし、家内の病状悪化のため春の大会途中で帰宅以来、全く釣りをしていない。今後の見込みも全くない。
それだけに、この受賞は思い出深いものになるだろう。また、賞は会員全員からの激励の贈り物だと思い、心から深く感謝申し上げる。今後の介護に頑張る支えになるだろう。 


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