淡水大魚研究会 会報No.101〜No.150


第150号 昭和58年11月25日発行
冬将軍の進軍ラッパ・木枯らしのひびきがヒョウヒョウと聞こえ始めると、コイたちは深場へ越冬場へと急ぎます。ダム湖は余り深くて、食わせてやりたいえさも届きません。これから春まではなるべく大川下流の、出来るなら潮混じりの汽水域へ出ることです。コイッコたちは物陰に隠れて動かないが、オスモウさんのように巨体で寒さに強い大ゴイやソウギョ・レンギョはまだまだ食欲があります。T会員(愛知)の釣果はその証拠です。
▼釣果報告
▼11月6日、水郷大橋付近で釣行会。レンギョ、コイ

▼新会員紹介
▼会員経費受領

▼12月の本部釣行会案内:江戸川右岸・里見公園下

第149号 昭和58年10月18日発行
▼新会員紹介
▼会員経費受領
▼釣果報告
・S会員(千葉)は江戸川・市川橋下でコイ89cmそして93cm
・T会員(愛知)は西の湖・長命寺川上流でコイ95cm13Kg
▼9月25日、八郎潟西部承水路で本会秋田支部、秋田野鯉倶楽部共催の大会開催
▼10月16日、水郷大橋付近で本部釣行会開催。レンギョ多数、新人会員活躍
▼11月の本部釣行会案内:11月6日、利根川下流付近。16:00吉田船宿に集合

第148号 昭和58年9月29日発行
▼新会員紹介
▼会員経費受領
▼釣果報告
・S会員(栃木)は十三間戸でソウギョ97cm。ここはソウギョのよい着き場
▼9月11日、江戸川・里見公園下で本部釣行会開催。小型多し。
▼会長は9月23日琵琶湖文化館を見学、淡水大魚を飼育している。
▼9月24・25日、琵琶湖支部主催の釣行会開催。午前は全員ボート釣り、午後は会長と歓談し散会。
▼10月の本部釣行会案内:水郷大橋下付近および横利根川水門外側、10月16日予定

第147号 昭和58年8月26日発行
▼新会員紹介
▼会員経費受領
▼釣果報告
▼8月21日、江戸川・里見公園下で本部釣行会開催。Y字型2本バリを2組あわせて4本バリにして当初の寄せエサ打ちに使うのも工夫のうち
▼本会秋田支部と、秋田野鯉釣倶楽部共催で第2回共同主催オープン野鯉釣大会を八郎潟中央幹線排水路で9月25日予定
▼本会琵琶湖支部では西の湖で9月25日、秋季支部大会を開催予定
▼9月本部釣行会予定:9月11日江戸川左岸・里美公園下
参考:Y字型ハリスの結び方

第146号 昭和58年7月26日発行
▼新会員紹介
▼会員経費受領
▼釣果報告
・6月5日、塩野谷会員が新利根川の通称スノヤワラで野ゴイ99cm15.85Kgを独力で上げ、会新記録を更新した。
▼7月17日、荒川・武蔵野線鉄橋下で本部釣行会。参加者多数にもかかわらず釣果なし
▼7月16・17日、琵琶湖支部で釣行会。T会員に記念の色紙進呈。
▼8月の本部釣行会案内:江戸川・里見公園下

第145号 昭和58年6月26日発行
▼新会員紹介
▼会員経費受領
▼5月26日、日本海中部地震発生、秋田方面には会員・釣友が多いがご無事でした。
▼釣果報告
・5月28日、K会員(宮城)は岩手県田瀬湖でコイ88cm、10.5Kg
・S会員(秋田)は5月20〜23日にかけて八郎潟で92cm13Kgほか良型10尾の大釣り。昭和50年4月20日にI会員が95cmを上げて以来、90cm台は8年ぶりの快挙。
▼地震と釣果について:地震があると大釣りする場合もあるが、釣れない方が多い。
▼6月5日の本部釣行会は水位低下のため、中止した。
▼7月の本部釣行会案内:荒川左岸秋が瀬橋下流の武蔵野線鉄橋の上・下流

第144号 昭和58年5月24日発行
風薫る空にコイのぼり、会員諸兄の竿頭にも大ゴイが舞い上がりました。おめでとう。
▼新会員紹介
▼会員経費受領
▼釣果報告
・80cm級が多数報告あり
・S会員(栃木)は水郷大橋下でレンギョ1m10.5Kgを筆頭に23尾。
・仙台支部から5月3・4日利根川へ来釣。好釣果。
▼台湾石門水庫釣行から無事帰国。詳細別途
▼5月15日、水郷大橋下で本部釣行会開催。同時にスポニチテレビニュース社も取材撮影。
▼5月17日に 水郷大橋下でTBSテレビの取材撮影。帰化動物(レンギョ)の生態をテーマ。6月8日(15日)8:00PM放送予定
▼秋田野鯉倶楽部の機関誌「宵待草」完成。B5版130ページ
▼6月の本部釣行会予定: 江戸川左岸里見公園下。対象魚はコイだけ。5月20日から7月19日まで江戸川を含む利根水系に限り、レンギョ、ソウギョ、アオウオ等は禁漁。もしハリにかかってくればその場で放すこととし、記録にも残しません。今年から罰則が強化され、漁具等は没収、罰金10万円。

第143号 昭和58年4月25日発行
▼新会員紹介 (註:坂入一敏さん)
▼会員経費受領
▼釣果報告
▼4月17日、本部釣行会開催したが悪天候で釣果なし。
▼5月2に台湾・石門水庫に釣行予定。11名参加
▼4月29日に本会秋田支部と秋田野鯉釣り倶楽部の十余人が水郷大橋付近に來釣。対応は幹事のS会員(栃木)。
▼東宝ではスポニチ社の協力を得て「日本の釣り百科」シリーズ全20巻を作成予定。会長の、”ここに甘くてうまいエサがあるぞと、魚群に気づかせ、教え、誘い寄せる投餌法のサオの振り方、そのスピード、変化をつけた甘い着水音をぜひ見てほしい”。
▼5月の本部釣行会:利根川。さがん、水郷大橋付近・津之宮 付近で開催。
▼小口油肥社では釣り場振興のために、コイ。フナの放流迂回し、よい釣り場なのに魚影が少ない場所があれば、なるべく詳しい情報を。

第142号 昭和58年3月27日発行
サクラ前線上陸、好機到来!会員諸兄の努力期待!
▼新会員紹介 (註:塩野谷 守)
▼会員経費受領
▼釣果報告
▼3月20日、利根川下流右岸で本部釣行会開催。
▼3月27日、会長宅で57年度年間賞を授賞した。

57年度年間賞受賞者

各賞

受賞者
サイズ[cm]
重量[kg]
ポイント
釣行日
野ゴイ賞
黒川 毅
88
7.0
岩手県田瀬湖上流部
57.8.14
尾形昌之
86
8.7
同 上
57.10.24
佐藤 徹
85
7.0
八郎潟西部承水路
57.9.15
草魚賞
田中陽太郎
121
20
利根川神崎大橋左岸下流
57.9.6
連魚賞
佐藤和志
90〜100cm以上18尾
利根川水郷大橋下乱杭
57.5.1


・黒川会員は56年度に草魚賞で、佐藤徹会員は 野ゴイ賞で2年連続入賞。弛みない努力に敬意を表し、拍手を送ります。
・田中会員は、56年9月に草魚を上げて以来1年間で草魚ばかり9尾の大釣果。
・佐藤和志会員は、1日で幾匹上げられるかに挑戦し、106cmを頭に大型18尾、合計重量200Kg近くで自己最高記録を樹立。
▼琵琶湖西の湖では会員の活動が活発化してきたために、琵琶湖支部として、月例釣行会を開催予定。
▼4月の本部釣行会予定:4月17日、利根川・神崎大橋から草林付近にいたる左右両岸で開催。午後5時に旧水郷大橋堤防上に集合。
▼琵琶湖支部では、4月17日に釣行会予定

第141号 昭和58年2月25日発行
▼新会員紹介
▼会員経費受領
▼釣果報告
▼1月22・23日、琵琶湖支部で新年研修会開催
▼2月11〜13日。東京フィッシングショウ開催。会長だけでは質問に応じきれず、F会員(群馬)に2日間応援をもらう。
▼58年度幹事を委嘱14名
▼3月の釣行会案内:3月20日、水郷大橋下流付近
▼57年度年間賞および台湾釣行打ち合わせ会 3月27日会長宅で予定
▼会長はマルキュウ社のPR誌「もじり」83年版に釣りえさの使い方について長文の解説を書いた。入用の方は小口油肥へ切手300円を同封して請求。
▼石門水庫釣行会要領 その2

第140号 昭和58年1月26日発行
多くの会員諸兄から御年賀状をいただきました。延引ながらお礼申し上げ、本年もまた諸兄に釣運の恵まれるよう祈っております。
▼新会員紹介 (編者註:高橋富士夫会員入会)
▼会員経費受領
▼釣果報告
・1月3日、水郷大橋下でK会員がレンギョ3尾と好釣

▼1月26日、会長宅で新年座談会開催。
▼多田作バンブーロッドの展示会を1月17日から1ヶ月間平和相互銀行大山支店の店内で開催予定
▼2月11〜13日、晴海の貿易センターで東京フィッシングショー開催予定。会長はマルキューエサコーナーの講師
▼「手カギ」についてのコメント
▼石門水庫釣行会要領 (5月2〜5日)

第139号 昭和57年12月24日発行
各地とも12月にはいると、釣果が少なくなったようです。暖冬とは言いながら、季節の歩みは、ひとときも止まりません。会員諸兄、ご自愛ください。
▼会員経費受領
▼釣果報告
・12月12日、荒川・羽根倉橋で本部釣行会開催。釣果なし

▼本部新年座談会予定:1月16日会長宅で
▼琵琶湖支部 新年研修会: 1月22・23日予定
▼石門水庫釣行会のお誘い
▼例年通り、1・2月の釣行会はお休みです。

第138号 昭和57年11月26日発行
▼新会員紹介
▼会員経費受領
▼会員消息
▼釣果報告
・10月23日、仙台支部は大倉湖で例会
・岩手県田瀬湖では、釣果にちなんで「ブラックポイント」や「フンバリポイント」の命名がなされた。
・11月3日、非会員が利根川・旧水郷大橋 跡上手の水路落ち口でアオウオ155cm、47Kgをあげた。
・11月21・22日秋田支部歓迎の本部釣行会を水郷大橋付近で開催。 レンギョ、コイ多数。
▼台湾釣行会参加者募集案内:58年5月、石門水庫(ダム)
▼12月釣行会案内:荒川・羽根倉橋下、浦和側

第137号 昭和57年10月26日発行
▼新会員紹介
▼会員経費受領
▼釣果報告
・9月12日、八郎潟西部承水路で秋田支部と秋田野鯉釣倶楽部共催の秋季オープン釣り大会開催。参加71名の盛会。
・10月10日、江戸川左岸・里見公園下で本部釣行会開催。I会員の入会第1号の釣果を祝って、会長から「野ごい 大ごい 釣趣よし」の色紙進呈
▼台湾の台北付近のため池への釣りツアー調査中
▼11月の釣行会案内:11月21日利根川・水郷大橋付近の右岸で秋田・仙台両支部歓迎大会を開催予定


第136号 昭和57年9月18日発行
 9月12日、またまた台風18号上陸、各地に大被害。会員諸兄にお見舞い申し上げます。
・新会員紹介
・会員経費受領
・8月28〜29日、八郎潟西部承水路で秋田支部と秋田野鯉釣倶楽部共催の釣行会開催。秋田野鯉倶楽部のH会員が85cmの見事な釣果。
・8月28日、琵琶湖支部でナイター釣行会開催。会長から色紙贈呈「真珠だな、並びて釣るは 秋の鯉」
・8月29日、江戸川左岸・里見公園下で本部釣行会開催。レンギョ、コイほか
・9月16日、田中陽太郎会員が利根川・神崎大橋左岸の少し下流でソウギョ121cm、体重20kg。全長では本会第1位、体重では第2位。ポイントを構成する基本的な形をよく理解し、常に新ポイントを開拓される努力は立派です。
・9月5日、江戸川左岸・真間川吐き出しでE会員がレンギョ10尾と好釣。大型レンギョは岸近くに寄りたがらない習性があるためか、いづれも70〜80cm級の中型でした。同所でレンギョ釣りを楽しむ人が多く、釣っても放してやるのだからと、ハリの「返し」を折って使い、付近には「ギャング釣りは止めましょう」の立て札が立っているとのこと。
・9月12日予定の本部釣行会は台風のため中止。
・10月の釣行会予定:10月10日、江戸川左岸・里見公園下一帯。ポイントは京成電鉄鉄橋から堤防沿いに1.5〜2Km上流のカーブのところ。テトラが入っているがその幅が狭く釣り難くはない。10日は小潮、アタリの多いのは早朝の上げ潮時と午後の下げ潮のはじめ。満潮は午前12時ごろ。

第135号 昭和57年8月25日発行
 8月2日未明、台風10号が本州を直撃、横断。続いて追い討ちの豪雨。先年の台風では死亡した会員もあったが今回は住宅等の被害だけですんだのは、不幸中の幸いでした。延引ながら各地会員にお見舞い申し上げます。台風は見方によっては汚された国土に自然の手で行われる清掃作業であって、河川の状況が平静に戻れば、好釣のチャンスに恵まれることが多いものです。期待しています。
・新会員紹介
・会員消息
・会員経費受領

・八郎潟西部承水路にプランクトン大発生、水路は緑色に染まった。
・仙台支部では7月29日〜8月2日に田瀬湖へ釣行。K会員が80cmのコイをあげたが睡眠中に盗難。
・ 同支部は8月13日・14日に再度遠征。黒川会員が88cmのコイ。
・8月14日〜15日利根川水郷大橋下で本部釣行会開催。コイ、レンギョ多数。
・9月12日、八郎潟西部承水路で秋田支部と秋田野鯉釣倶楽部共催の釣行会開催予定
・9月19日、北関東支部では川俣湖で釣行会開催予定
・「フィッシング」誌10月号に会員数名がコイエサについて紹介される。

・9月釣行会予定:利根川右岸飯島から水郷大橋一帯。台風のために乱杭間の沈床は古い粗朶が多くよく仕掛けが引っかかる。遊動ウキを活用しなければならない。

第134号 昭和57年7月25日発行
・新会員紹介
・会員消息
・会員経費受領

・6月10日、北海道のK会員は石狩側の支流・厚別川でコイ53cm
・蒸しイモやイモようかんよりもエサ持ちのよいネリエサを開発中。

・8月釣行会:第1回 利根川水郷大橋下右岸(投餌音で寄せる釣り方の実技指導他)、第2回目 江戸川左岸国府台の森の下。いずれも新エサの試作品ができれば参加者全員に進呈。

第133号 昭和57年6月30日発行
・新会員紹介
・会員消息
・会員経費受領

・4月28日、東京・神奈川県境岩手県北上市の田瀬湖(ダム)に遠征、69cmほか釣果なし。
・6月6日の釣行会下見で会長他八条橋へ釣行。ハリス切れ続出。ミクロンハリス20ポンド(9.07Kg)は耐力テストで5Kg以下。コイなら50〜60cmまで。結局ミクロンまたはダクロンハリスを使うなら30ポンド糸が必要。
・6月6日、釣行会、レンギョはあたらず。
・7月釣行会は好釣が期待できず、お休み。

第132号 昭和57年5月18日発行
・新会員紹介
・会員消息
・会員経費受領

・4月28日、東京・神奈川県境の多摩川・登戸堰でコイ産卵。5月9日、荒川右岸武蔵野線鉄橋下流で大型コイの産卵。
・5月2日、八郎潟西部承水路で仙台・秋田両支部の合同釣行会開催、釣果なし。
・5月16日、奥多摩湖で本部釣行会開催、多数参加するもアタリなし。
・スポーツニッポン新聞(東京本社)の5月22日号から会長が「餌の科学」の短文連載開始、8月ごろまでの予定。
・6月釣行会案内(6月6日、中川・八条橋下流)

第131号 昭和57年4月26日発行
・新会員紹介
・会員消息
・会員経費受領
・4月11日の利根川釣行会はテレビ東京のカメラが利根の大物釣りを撮影しようと待ち構えていたのに参加10数人ともマイナス35度の寒気団のせいか釣果なし。
・秋田野鯉釣倶楽部からB5版100ページにおよぶ文集「宵待草」が寄贈された。
・4月16〜18日にかけて 東京で開催された「がまかつ展」に会長他F会員(群馬)、K会員(埼玉)の応援で釣技の解説をした。
・会長の新しい著書『ソウギョ、レンギョ、野ゴイ=リール釣り』が4月下旬発売予定
・5月 釣行会案内(奥多摩湖・留浦付近

・テキスト 「釣り方を考える−レンギョ篇」

第130号 昭和57年3月22日
サクラの開花は大魚釣り開幕の序曲、待望の好機到来。会員諸兄、お支度に抜かりはありませんか。
・新会員紹介
・会員消息
・会費改定連絡(郵便料金値上げ等のため)
・釣果報告
・3月21日予定の釣行会は雨のため中止。軽食・授賞式を実施した。
 正賞はホウの厚板に各魚名を金泥浮き彫りにした飾り額、副賞は小口油肥提供の豪華商品
 進藤会員は3年連続の入賞。たゆみない努力に拍手。
 連魚賞は105CMを上げたS会員(栃木)が受賞すべきところ、前年度入賞につき、今年度は譲りたい旨の申し出により木村会員が受賞した。
・がまかつ釣り展開催案内(4月16〜18日)
・4月釣行会案内(利根川左岸・水郷大橋上下流)

56年度年間賞受賞者

各賞

受賞者
サイズ[cm]
重量[kg]
ポイント
釣行日
野ゴイ賞
双木 正
85
9.5
利根川津之宮乱杭
56.5.2
進藤和弥
77
7.5
八郎潟承水路
56.9.17
佐藤 徹
75
5.2
秋田市カラス池
56.4.12
草魚賞
黒川 毅
120
22
利根川水郷大橋下流
56.10.10
連魚賞
木村茂直
98
10
利根川水郷大橋下流
56.8.16

第129号 昭和57年2月26日
・新会員紹介
・会員消息
・会員経費受領
・昭和57年度幹事の委嘱
・釣果報告:1月1日午後、H会員(東京都)は1年余りの静養の後、荒川南畑カーブで初釣第1号コイ60cm
・56年度釣果回想
・3月の釣行会案内(荒川右岸・秋が瀬橋付近)

第128号 昭和56年12月22日
ことしもまた暮れようとしています。また新しい年が来ようとしています。会員諸兄、ご健勝にお過ごしですか。会員諸兄からの音信が途絶えたり、台風が来たりすると、皆さんがご無事でいられるだろうかと、いつも思うのです。自分の知らない大川やダムで大ゴイが釣れたなどという知らせを頂くと私は地図を取り出して場所を調べてみます。そして自分が釣り上げたようにうれしくなるのです。遠くにお住まいの会員が多くて、お目にかかる機会が少ない方々もありますが、どうかご自愛の上、新年をお迎えください。心から釣運を祈っております(会長)
・会員消息
・会員経費受領
・12月13日は、利根川石納で本部釣行会開催。
・月間「フィッシング」の産報出版からの依頼で『連魚・草魚』の執筆を開始した。
・57年2月12日から14日まで’82フィッシングショーが開催予定。(会長は小口油肥のコイ餌講師)
・57年1・2月の本部釣行会は例年通り休会。1月の会報は休刊。
・56年度年間賞の発表は2月の会報でお知らせします。

第127号 昭和56年11月23日
オオハクチョウは冬将軍の使者。ことしは例年より早く北方の沼に姿を見せたとのことです。見えない水底でも、大魚の大群が移動を始めています。木枯らしは冬到来のファンファーレ、ひょうひょうと鳴る金管楽器のひびきは、魚群を越冬場へ急がせます。急いでエサを打たねばなりません。

・新会員紹介
・会員消息
・会員経費受領
・10月25日の釣行会は台風24号のため、中止
・釣果報告
 11月14日、S会員(栃木県)は、水郷大橋右岸上流の八間川落ち口でナイター、コイ66cm
 10月26日、T会員(東京都)は、 佐原市右岸の津之宮乱杭でソウギョ106cm、11月11日にも同所でソウギョ112cm
・11月22日、水郷大橋右岸下流で釣行会開催。レンギョ10尾
・12月の釣行会案内(利根川左岸石納付近)

第126号 昭和56年10月15日
本会史上空前といえば少々大げさだが、今月は大記録のラッシュとなりました。まずは輝かしい釣果報告をごらんください。

・釣果報告:
 9月10日、 S会員(秋田県)は八郎潟西部承水路でコイ70・77cm、S会員(栃木県)は川俣湖でコイ68cm
 9月28日、 T会員(東京都)は、水郷大橋下でソウギョ111cm・19.5Kgを上げた。(イモヨウカン・Y字ハリス)
 10月10日、黒川会員(埼玉県・現顧問)は、水郷大橋下流左岸でソウギョ120cm・22Kg。本会最大記録を樹立。(マルキューいもようかん)
 10月10日、会長はF会員(群馬県)とともに八郎潟干拓地内の八郎潟ガーデンで野ゴイの釣技講演会(2時間、参会30余人)
 10月13日、O会員(新潟県)は、上越市関川で入会第1号となるコイ51cm。おめでとう。
 11月釣行会案内(水郷大橋下右岸から飯島乱杭付近)

第125号 昭和56年9月27日
待望の好機到来、まず釣果報告をごらんください。

・釣果報告:
 8月26日、T会員(静岡県)は、伊豆半島東岸の一碧湖でコイ50cm2尾
 8月15日、S会員(茨城県)は、 川俣湖のナイターで大ゴイを掛けるも上げられず。翌日夜明け前にコイ74cm
 9月23日、S会員(栃木県)は、同川俣湖でコイ67cm
・釣行会結果: 9月13日、
利根川右岸水郷大橋付近で釣行会開催。
 9月13日 、乱杭上のポイントで4名でレンギョ20尾
 9月14日、T会員(東京都)は、水郷大橋の下で、草魚90cm・10.5Kg。同会員は「冷静に冷静にと自分に言い聞かせながら糸をやり取りして、ようやく岸に引き寄せ、ふるえる手で巨大な魚体を抱きかかえ、泥まみれになって取り上げた時の喜びを、おわかりいただけるでしょうか」と感想。

 9月16日、会長はK会員(千葉県)と荒川右岸・秋が瀬橋付近を下見。コイ50cm1尾
・ 9月19日、仙台支部釣行会開催。白石川下流の堰開放により減水、アタリなし、大倉湖へ移動。遅れて着いた笠岡会員が会長らの移動に気づかずサオを出したところ、小ゴイに続いて大物のアタリ。NFT12の剛竿の穂先が折れ、続いて道糸がプッツリ。
・10月の釣行会案内(水郷大橋付近)、11月には石納、12月には草林をそれぞれ予定。

第124号 昭和56年8月25日
待望の好機は台風で幕開けといった感じの、ことしの秋です。今年は、野ゴイ、レンギョの超大物はまだ上がっていません。会員諸兄の好釣を祈っております。

・新会員紹介
・会員経費受領
・釣果報告:7月25・26日琵琶湖支部で9回目の支部釣行会が開催された。Y会員が大物を掛けるも上げられず。
・8月16日、S会員が利根川下流・水郷大橋下で、レンギョ102cm他数尾、17日には同105cmほか。S会員からレンギョのアワセの指導を受けたK会員はアワセの要領を会得して、6時間足らずの間に94cmを頭に良型14尾の好釣果をあげた。
・8月22日に予定した荒川・羽根倉橋の本部ナイター釣行会は台風15号の直撃で中止。

・9月22日に白石川下流(宮城県柴田町)で仙台支部釣行会開催予定。

第123号 昭和56年7月22日
ことし前半の気象は一時ながら変調でした。夏から秋へかけての釣況は、吉か凶か、気になるところです。

・新会員紹介
・会員経費受領
・会員消息
・6月7日、琵琶湖・西の湖で釣行会開催。記念に会長から、色紙進呈
 「藤さいて 鯉釣りだより 西の湖(うみ)」
 「青葦に 風渡り行く 鯉の竿」
・ 7月19日、荒川下流右岸・埼玉県民釣り場で本部釣行会開催。岸際のアシの新芽にソウギョの食み跡はあるが、あがるのはコイッコのみ。
・9月20日に白石川(宮城県)が阿武隈川と合流する地点(同県・柴田町)の白石川側で仙台支部釣行会開催予定。
・10月11日早朝から秋田県・八郎潟で本会秋田支部と秋田野鯉釣クラブ共同の釣行会開催予定。
・8月釣行会案内(荒川下流右岸羽根倉橋付近でナイター)

第122号 昭和56年6月26日
会員諸兄、ごきげんいかがですか。昔なじみの年よりの大ゴイさんに、テレックスでたずねてみると、かすかな魚信が返ってきました。「どうも食欲がなくて、困るんじゃよ。わしらの暮らしはオテントサマ(太陽)任せじゃから、今はただ、じっと待ってるだけなんじゃ」とのことです。明確で強烈な魚信が待たれてなりません。

・会員釣果報告:佐原・小野川吐き出しで好釣果。腹いっぱいに卵があり、産卵は遅れている模様。
・13日奥多摩湖で「ヨウラク釣り」のテストを実施。極太のウキを使ってもウグイなど小物のアタリがはっきり出た。
・「フィッシング」誌発行の産報出版から『釣り達人たちの裏話』が発売された。会長はこれに「釣りの金言・私説釣魚訓」、「忘れえぬ人」の2篇を書いた。「私説釣魚訓」は、たとえば、
 潮時を逃がすな(潮時はチャンス。この一句、人生訓でもある)
 大物のアタリは、やわらかい。(人間も同様) その他
・7月釣行会案内(荒川秋が瀬セキ上1Km付近)
【テキスト】 レンギョ・ソウギョ瓔珞(ようらく)釣り

第121号 昭和56年5月29日
五月の連休に多くの会員が、思い思いの場所へ出かけたものの、運、不運があったもようです。しかし五月はやはり荒食いの好機、変わりやすい天候の合間に、見事な成果がありました。「釣果報告」をごらんください。

・会費受領
・会員消息
・5月24日、中川・八条橋下流で釣行会開催。アタリなし。
・会員釣果報告:5月2日、利根川下流右岸津ノ宮で草魚110cm、18Kg。続く3日、左岸の石納でコイ85cm、9.5Kg。
・月刊「関西の釣り」に会長が「めずらしい形の歯・コイ科の大魚」の一文を執筆。
・6月釣行会案内(奥多摩湖上流部付近)

第120号 昭和56年4月30日
定期的に会報を発行し始めてから、満10年になりました。(会の創立は昭和40年)ささやかながら120号記念としてコイ、ソウギョ、レンギョの歯の写真に解説文をそえて、この会報に同封、全会員に進呈します。
・新会員紹介/会費受領
・会長の著書『コイの釣り方』が西東社から発売された。
・秋田支部設立
・4月12日、荒川・秋が瀬橋付近で釣行会開催。アタリなし。
・4月19日、同所で第2回釣行会開催。アタリなし。
・会員釣果報告:水郷大橋下流で好釣
・5月釣行会案内(中川・八条橋付近)
【会報120号記念】 コイ、ソウギョ、レンギョの歯

第119号 昭和56年3月30日
・新会員紹介/会費受領
・3月22日の釣行会は雨のため中止。授賞式のみ実施した。

55年度年間賞受賞者

各賞

受賞者
サイズ[cm]
重量[kg]
ポイント
釣行日
野ゴイ賞
進藤和弥
86
9.0
八郎潟承水路
55.7.10
宇和野純
82.5
6.0
宮城県泉市大倉ダム
55.9.21
福田正彦
80.0
9.6
利根大堰
55.5.10
野ゴイ努力賞
田中敏夫
80.0
7.9
利根川・飯島乱杭
55.4.29
連魚賞
佐藤和志
104
12.5
利根川・草林
55.1.2

・会員釣果報告
・4月釣行会案内(荒川・秋が瀬橋付近)

第118号 昭和56年2月28日
・新会員紹介/会費受領
・進藤会員から八郎潟東部承水路に放流された草魚について報告
・2月20〜22日、東京貿易センターで’81フィッシングショー開催
・昨年12月25日のTBSテレビで霞ヶ浦麻生町で網にかかったコクレン(150cm、70Kg)の報道あり
 (ハクレンはコクレンほどには大きくならず、20Kgくらいが最大ではなかろうか。−−−埼玉県水産専門委員)
・55年度年間賞授賞と3月の釣行座談会案内(会長宅で)

第117号 昭和56年1月19日
・新会員紹介/会費受領
・北関東支部結成
・会の幹事委嘱
・2月20〜22日、’81フィシングタックルショー開催予定
・会員が、野ゴイの索餌行動と気圧の変化について分析中。情報提供にご協力を。
・会員は、琵琶湖・西の湖の主要ポイントの水深図を作る作業を開始した。
 このような研究熱心な会員の存在が、淡水大魚研究会の誇りであろう。

第116号 昭和55年12月20日
・新会員紹介/会費受領
・会員釣果報告
・11月23日、荒川右岸南畑カーブ付近で11月第2回釣行会開催。80cmクラスの大きなハネがあるもかからず。
・12月7日、会長は他釣りクラブの研修会に招かれ、野ゴイの釣技について解説。
・スイベルの購入
・56年度からは、釣りにくい時期の釣行はしないことにする。

第115号 昭和55年11月15日
・新会員紹介:田中陽太郎さん入会
・会費受領
・会員釣果報告:10月26日、佐藤彰吾会員、北手賀沼でオダねらい、好釣。
        11月9日、会員が利根川・草林で連魚103cmと好釣。
・11月2日、水郷大橋付近で釣行会開催。80cmオーバーは出なかったが好釣。

第114号 昭和55年10月20日
・新会員紹介:小野塚健一さん入会
・会費受領
・10月10〜12日、宮城県大倉湖で釣行会開催。(10余名参加)大物が頻繁にアタルもカカリに入られ、あがらず)
・11月第1回釣行会案内(利根川・水郷大橋付近)
・11月第2回釣行会案内(荒川・羽根倉橋・南畑カーブ)

第113号 昭和55年9月27日
・新会員紹介/会費受領
・9月14日、利根川・飯島乱杭で釣行会開催。50cm前後数尾。(テトラは魚群の巣、テトラを敬遠せず、テトラ際でどのように対応するかの研究が課題)
・9月21日、会員が宮城県・大倉湖でコイ82.5cm、6Kg。
・10月の釣行会案内(宮城県泉市大倉湖

第112号 昭和55年8月30日
・8月23・24日、荒川・羽根倉橋付近で釣行会開催。大物がかかるもカカリにかけこまれてあがらず。
・会員釣果報告:8月17日、会員が利根川・水郷大橋下で連魚94cmはじめ良型13尾。
・新会員紹介/会費受領
・遠征釣行会案内(宮城県大倉湖)
・9月釣行会案内(利根川下流右岸・飯島乱杭)

第111号 昭和55年7月28日
・会員釣果報告:7月10日、進藤和弥会員が八郎潟西部承水路でコイ86cm、9Kg。
・会長、西東社発行「フィッシングシリーズ・コイ」の改訂版を執筆中。
・7月12日、奥多摩湖へ釣行、アタリはあるも乗らず。
・新会員紹介:佐藤彰吾さん
・8月釣行会案内(荒川・羽根倉橋付近)

第110号 昭和55年6月18日
利根川下流では護岸水制工事が進行し、乱杭が引き抜かれ、テトラが投入されている。テトラ前でどう取り込むかが課題。
・新会員紹介/会費受領
・会員釣果報告
・6月8日、荒川・南畑カーブで釣行会開催。途中、雷雨により中止。
・同日、「週刊現代」の取材
・7月釣行会案内(奥多摩湖全域)

第109号 昭和55年5月24日
・新会員紹介/会費受領
・会員釣果報告:4月24日、会員が利根川・飯島乱杭でコイ85cm、8.4Kg。(乱杭の間の水深1.5mの浅場)
        5月3日、会員が利根川・草林で連魚106cm、12.5Kg。
・5月3日、琵琶湖・西の湖で釣行会開催。低温続きで良型なし。
・5月10日、ラジオ文化放送で会長が「あなたの釣り私の釣り」番組で会の会員の活動紹介。
・5月18日、中川・八条橋付近で釣行会(第2回)を開催。コイ良型
・6月釣行会案内(荒川・南畑カーブ)

第108号 昭和55年4月26日
・新会員紹介/会費受領
・会費を年額4000円から5000円に改定する。
・会員釣果報告:3月30日、福田会員が利根川大堰上流右岸でコイ50cm。Y字型ハリスの効果を確認した。
・4月20日、荒川・秋が瀬橋上流で釣行会開催。朝から風強く、全員釣果なし。
・5月釣行会(第2回)の案内(中川・八条橋付近)

第107号 昭和55年3月30日
・新会員紹介:福田正彦(註・現相談役)
・3月23日予定の釣行会は降雪のために中止、年間賞の授与のみとした。

54年度年間賞受賞者

各賞

受賞者
サイズ[cm]
重量[kg]
ポイント
釣行日
野ゴイ賞
黒川 毅
87
8.6
横利根川
54.7.21
宇和野純
81
5.6
宮城県泉市大倉ダム
54.10.14
進藤和弥
80
8.0
八郎潟承水路
54.9.16
連魚賞
後藤利雄
111
15.5
利根川・草林
54.1.5
草魚賞
本橋芳美
100
15.0
横利根川
54.10.5

・4月釣行会案内(荒川・秋が瀬橋下流右岸)

・5月釣行会案内(琵琶湖東岸・西の湖)・・・東京12CH「われら釣り天狗」VTR録画予定

第106号 昭和55年2月1日
・新会員紹介/会費受領
・東京フィッシングタックルショーが大田区平和島流通センターで2月15日〜17日まで一般開場
・55年度淡水研幹事委任
・3月釣行会案内(荒川・秋が瀬橋付近)魚群はまだ越冬場所から離れずにいる。柔らかいドロ底に越冬魚群が集中していると思われる。

第105号 昭和54年12月17日
・会費受領/新会員紹介
・会員釣果報告:11月17日、黒川会員が利根川・津之宮テトラでコイ82cm。
 (連魚は1月にはいっても50〜60cm底を切った宙釣りで釣れる。)
・12月9日、荒川・秋が瀬橋付近で釣行会開催。コイ50cm。

第104号 昭和54年11月15日
・会費受領
・会員釣果報告:10月27日、会員が横利根川第一カーブ付近のナイターで草魚100cm、15Kg。
・11月4日、荒川・南畑カーブ付近で釣行会開催。良型をかけるもあがらず。
・12月釣行会案内(荒川・秋が瀬橋右岸下流)

第103号 昭和54年10月18日
・会費受領
・淡水研琵琶湖支部結成
・会長、テレビ埼玉出演予定、大物釣りの話。
・会員釣果報告:10月6日、会員が利根川・長豊橋上流でコイ83cm、10Kg。
・10月14日、横利根川で釣行会開催。増水により全員アタリなし。
・11月釣行会案内(荒川・羽根倉橋上流右岸)

第102号 昭和54年9月28日
・会費受領
・会員釣果報告:8月16日、会員が利根川・草林乱杭の舟釣りで連魚99cm、11.2Kgをあげた。
・9月16日、中川・八条橋付近で釣行会開催。
・9月22日〜25日、会長が琵琶湖の入り江である西の湖、長命寺川へ釣行。
・10月釣行会案内(横利根川全域)

第101号 昭和54年8月20日
・新会員紹介/会費受領
・会員釣果報告:7月21日、黒川会員が横利根川でコイ87cm、8.6Kgをあげた。
・農学博士・竹井誠著「釣り餌大全」が産報出版から発売された。¥950
・8月18日、羽根倉橋で釣行会開催、良型コイあがる
・9月釣行会案内(中川・八条橋付近)