ポイント情報(作成・2000年秋)


霞ヶ浦

1998年ぺへレイでメーターオーバーが炸裂、霞ヶ浦に釣り人が集中した。 ぺへレイが増えてブラックバスが減ってきている情報もある。 霞ヶ浦は全体的に浅く、また変化も少ないところだが釣り方次第で超大物が出るところである。

(1)清明川吐き出し付近

ここは過去に黒川会長が開拓したポイント。吐き出しの両サイドが当たるが旧護岸の残骸が多くあり、もぐられる可能性大。時期は清明川にノッコミに来る鯉を狙うので春。エサはザリガニに実績がある。

(2)境島

メーターオーバーが出ている。これと行って変化のないところだが、杭がありその周りとドッグ付近のメクラ杭に注意! ミレニアム・タニシで更にフィーバーに拍車が掛かった。いつも満員御礼。しかし水深が浅いので夏には弱いようだ。タニシの場合、ポイントは特に無いに等しい。いかに針の付いたタニシの周りにコマセタニシを撒けるかで勝負は決まる。水底は固いほうが結果は良い。

[註:2003年4月時点では、状況は変化していますので、ご了承ください。]


利根川

かつて北浦、霞ヶ浦がフィーバーするまでは、多くの釣り人が大物を求めにぎわったが、現在は主に青魚を目的の釣り人が増えてきた。かつて五大有望場所といわれたポイントがあるが現在ではどうであろうか。五大有望場所とは『今、石納、水郷大橋下、津ノ宮、草林』であるが入釣が非常に困難である。河川の工事や柵に鍵が掛けられ、またパイプを打ちこまれたりして担ぎ込みか鍵のある人に限られるのでその他のポイントを紹介したい。

(1)栄橋上流右岸

ここは会の記録である菅原元会員が150cmを上げたポイント。橋より1km位上流に少し木が生えているところです。T字の石積&杭があり一番実績のあるポイント。そこから上流、下流も2段のカケアガリになっていて良い。ポイント的には送り込みで十分なポイントだが、ウェーダーは必要です。根掛りも多いので仕掛けは多めに。エサはタニシ、カラスガイの小さいもの。

(2)栄橋上流左岸

2001/8/24現在は対岸も整備され足場も良く大物が出そうである。 2002/6月、左岸も青魚好調、鯉もメーターオーバーが出ている。足場が良く手前2mまでテトラがありその先は4〜6mと一気に落ち込んでいる。根掛りはほとんど無いが下流域と比べ川幅が狭く、流速もあるので錘は40号以上がよい。

(3)長豊橋上下流

上流は柳の下が有名。ここも捨て石の上をウェーダーを着用してポイントまで行って送り込みです。根掛りは半端じゃありません。十中八九、根掛ります。その上手にある乱杭もおもしろい。乱杭先端をねらい投げます。橋下流 下流側は比較的根掛りは少ない。ポイントも岸から10〜20mと近く、捨石より先に投げて引いてくる感じです。

(4)十三間戸

常総大橋左岸約2km下流にあります。牛が放されているので注意してください。ポイント捨て石先端のカケアガリとコンクリートの崩れ乱杭です。岸から15〜20m位でどのポイントも同じようになっています。水門下流側にある乱杭先端も有望ポイントです。

(5)尾羽川吐き出し

水路は去年の台風で埋まってしまい浅くなってしまった。吐き出しの下流側を車が入れる。ポイントは手前竿下である。25m付近にもカケアガリはあるが、根掛り多い。常総大橋の区間まで良いポイントとなっている。上流側は手前が浅く、一つ上の水門の所は15m近辺のカケアガリが有望その上手にも水門があり未知数だが良さそうである。 どのポイントも共通して岸際、捨て石&乱杭周りで目安がつけやすいが根掛りが多く捨て錘式、一本針が有利でありウェーダーもあったほうが良い。こませのタニシは少なくとも10Lバケツ一杯はほしい。釣り方としてはポイントにエサを入れたらそこにヒシャク等でコマセのタニシを撒いてあたりを待つ釣り方です。エサもちがいいのであたるまで変えないか一日朝晩のチェックで十分だろう。釣れるのは主に青魚だが時に本流育ちの途轍もない鯉にめぐり合うこともある。


鰐川

以前鰐川で竿を出す人はあまり居なかったがメーターラッシュにより脚光を浴びるようになった。

(1)米島船溜〜徳島水門

この間は20mラインからカケアガリがあるが、あたってくるのは60m付近のかけあがりで遠投が有利。その時の状況によってポイントを分けると釣果が上がるであろう。徳島水門は手前より水深3mあり、機場が動くとものすごい勢いで水が流れ、その後魚の活性が上がる。時々鰐川は夜、密漁船が来るので注意してください。電気を流すそうです。

(2)大船津2号排水樋門付近

30m付近にカケアガリがあり、ポイントが近いので遠投の利かない人にお薦め。しかし捨て石がかなりあるので仕掛けの消耗は激しいところです。時期によっては、うなぎの仕掛けがあるので注意してください。

(3)L特急前

ここにはテトラがあり、手前より深いので浮き釣りにも向いている。竿を出しすぎると日中地元の人に注意を受けることがあります。


外浪逆浦

浚渫により最深部23mの深場がある。全体に岸よりは浅いが水門、ドック周りを狙うと良いだろう。鰐川吐き出し〜下流の常陸利根川までが狙えるポイントではなかろうか。遠投の利く人は面白いかも。

(1)14番

タニシで脚光を浴びたポイント テトラ、水門周りいずれも手前がよい。


常陸利根川

(1)マテリアル前

大きな船が止めてあり、その周りがポイント、船の下に潜んでいると思われる。カケアガリは、岸より20mも投げれば十分な水深がある。水門近辺も良く草魚もあがるところだ。下手には釣り台があり浮釣りにも良いかも知れない。ここはぬかるので雨の直後など気をつけないと4駆でもはまる。

(2)三ノ分目

鰐川からの流れがぶつかる所でテトラが投入されている。その近辺でタニシの実績あり。ダンゴでもメーターの実績があります。テトラの上手、葦にはさまれた内ドックの出口周りが岸から40m付近にカケアガリがあり、90cm台の実績あり。手前は1.5mと浅いがタニシでも実績があります。

(3)高浜

大野原テトラの下流。所々葦が生えていてその切れ目から竿を出す。手前は浅く30m付近が捨て石の境目。15m付近にもカケアガリがあり80〜90台が出ています。春先にはヘラ師も多く譲り合いましょう。針先は時々チェックしたほうが後悔は無いでしょう。 注意しなければならないのは逆水門の開放で、ここが開くと流れが強くなりとても釣りは出来ません。


(作成・中村会員・2000年秋)

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